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永遠の繭期がテニス少年たちを追っかける

舞台「蒼い季節」感想

推し初舞台初日につき、思ったことを記録。個人的備忘録。
※28日の2公演目・3公演目を見て、セリフ違い訂正、新たに感想追記しました。


劇団ぱすてるからっと×劇団空感演人 コラボ公演
「蒼い季節」
10月26日(木)~30日(月)
両国Air studio


推しの副島和樹くんを観に福岡から遠征。
蒼い季節はABCの班に別れていて、副島くんはC班でした。昨日、10月27日15:30がC班初日公演。
http://ameblo.jp/soejimakazuki/entry-12323232048.html

本番迎えるまでは、おたくあるあるだと思うんですけど、ふとした瞬間に出るわけでもないのに自分が緊張してました。

両国Air studioは駅から近くて行きやすい。行きやすいのは素晴らしい!アイアシアターお前のことだ!

あと、とても良いなあと思ったのがスタッフさんの接客が丁寧。劇場入ってスタッフさんが良いと何だか嬉しいし、他の事もよく見えてくるよね。逆もまた然り。

劇場ついて受付して副島くんのブロマイドを買い客席へ。
自由席なので空いてる席へ。きっと他にも副島和樹ファンいるんだろうな、こういうとき皆どの席選ぶんだろ?とか同担とはあまり交流しない質だけど、ちょっと気になっちゃいました。
開演待ってる間、受付空いたの見計らって上演台本も購入。

【ここからネタバレ配慮無しですので、観劇予定の方は読まないでくださいね。】

15:30開演。推しが出て来た…!若干動きぎこちないような気も。緊張?でもめちゃくちゃ嬉しかった。舞台の上に立ってる!
舞台の上にいる推しを見られる。ありがとう世界という気持ち。

そして、最初のセリフ
「いや、そもそも俺は~(略)」
一人称、俺ーーーーー!副島くんは一人称僕なので、役柄とはいえ新鮮でした。
あと、衣装の制服は共有なのかな?3年生の役だけど、3年の割にはゆったりだなと思った…!入学時、成長期見越して大きめで制服作ったけど、そこまで伸びませんでしたみたいな笑


内容は爽やかな青春ストーリー。その中に後半のミステリアスな展開への伏線が結構ちりばめられてました。

割と序盤である登場人物が人間ではないだろうと予測できるものの、その後その登場人物の「みんなの卒業式」とか「○○はもう少しで卒業するんだよ?」とか、一緒卒業するはずの自分を蚊帳の外に置いてるようなセリフがちょこちょこ挟まれるので、切なかった。注意しなきゃ何の事はないセリフが後から意味を放ってくるのいいよね…!
あと途中でAnother思い出した。今回は死者ではないけど一人多いのは誰?ってとこで。

青春ストーリーならでは?の良い意味で青臭いシーンも恋愛模様もありました。
あの掴みあっての喧嘩シーン、みんな麻美ちゃんの方に止めなよって感じだったけど、そっちか…?!キャラ的に相当深い理由があって喧嘩になったって察せそうだけどな。麻美ちゃん八つ当たりされて、喧嘩なった上、ビンタされちゃうんだもんな。 私なら即怒っちゃう。麻美ちゃん人間出来てるな。


書きながらだんだん上手くまとまらなくなってきたから役柄の感想とか箇条書き。
○正晴
副島くんの役。モテモテだね!緊張が伝わってきた…!目が離せない。 初舞台目に焼き付けようという気持ちで観た。
本人は演技に自信がないようだけど…?本人がツイキャス等でハードル下げてたから、こちらもそのつもりだったけど、頑張って稽古したんだろうなあと一生懸命さを感じた。ジュノンボーイコンテストで披露してたヒーローショー。あのときは大仰さも目立ってたけど(ヒーローショーだからオーバーで良いのかもだけど)、当時より演技が自然になっていた。
夕方、留美と二人きりの教室。留美が話を切り出す前のあの何も言葉として語らないけど物語ってる表情はとても良かった。
良い初舞台だった。また別の役やってるところも見たい。

○弘
麻美先輩の勉強のぞくシーン好き。こっそり教室の中見て、麻美先輩の姿発見したときの表情かわいいな!
あと「そんな先輩の姿思い出したくないな」もいいね!いいね~!

○初音
初音ちゃんかわいい。序盤で卒業文集に七不思議を取り上げること提案したのって自分の存在に気付いてほしいってサインもしくは潜在意識だったのかな?
真実を語るシーン演技もよかった!
正晴と気持ち確かめあえたのほっとした…!
でも初音ちゃん皆が放つエネルギー体なんでしょ?ここにずっといるといってたけど、廃校になったら…切ない。最後の集合写真も笑ってる?泣いてる?もはやこっちが泣くわ。
鈴盛先生とのやり取りもすごく好き。鈴盛さん呼び最高か。
卒業証書の写真を見つめるときの表情も見たかったけど、髪で見えず…想像で補完した。

○和江
不公平!分かる!焦燥感とか不安とか色んな感情がない交ぜになって他の人が羨ましくなるよね。the思春期の象徴。
和江ちゃんは心配しなくても先生たち忘れないと思うよ。

留美
あんなにアタックしてるのになあ…!正晴~~~~~!でもきっと自分の気持ちを伝えられて、好きな人に諦めないでよ!って幸せを願える留美ちゃんは幸せになれる。バカヤロー!は耳がきーんってなるほど気持ちが迸ってた。
麻美先輩の卒業文集担当コーナーに物申したのも、自分も正晴に選ばれないであろう事をどこかで察してて、選ばれない側気持ちが分かってたのかなあ…

○麻美
仲裁したり、皆の意見纏めたり、和江ちゃん納得させたりしてる姿見てると、中間管理職みたい…大変だ…!弘に耳打ちしてる声が漏れ聞こえた感じ、志望校東大かな?受験がんばってほしい。受かってな。
あと、麻美ちゃん初音ちゃんの正体気付くとまではいかないけど何か察してそう。

○早紀
お兄ちゃん過去なかなかのものなのに、普通に仲良さそうですごい。対極な兄妹。妹いてよかったな~~~正晴!!


○鈴盛
ずるいな~~~って思った。おちゃらけてるのに周りのことよく見てて、さりげなくフォローしてる。ずるいなーかっこいい。
初音ちゃんとの最後のシーンとても良かった。初音ちゃんの存在、「この学校にとって大切なこと」だって!は~!最高of最高
日替わりネタも面白かった!
誠のアドバイスめちゃくちゃやけど、いつか生理的嫌悪感の謎解けるといいね笑

○有川
生徒のこと気にかけてて良い先生だな~!残業はほどほどに。鈴盛先生とのコンビ良い。鈴盛先生へ対して声のトーン下がるの笑う。

○三島
しゃべりが独特と思った。生きていくのが大変のくだりはおっとりしてるのにぴりっとした空気にちょっとどきっとした。
またいつか初音ちゃんのこと思い出して。



ざーっと思い出したの書いたけどまだまだ感想出てきそう。

最後にうわ~!泣きそう!ってなったのが終幕して役者さんの挨拶時、副島くんが「ご来場ありがとうございました!」って言うの!主演なんだ…って実感した!

終演後はアンケート書いて、副島くんに直接チェキ撮ってくださいと突撃。おもしろい体験だ。書いてきた手紙渡して、チェキにコメントいれてもらって、他にも撮ってもらいたい人もいるだろうし、次の班の公演準備があるだろうから、ささっと劇場を後に。

今日の公演も楽しみだ。